出会いがなくて、詰んだことのあるアラフォー(女)です。
マッチングアプリを始めるとき、
一番の不安は、
「危ない人に当たったらどうしよう怖い!」でした。
「そういうのって若い子が遭遇するものでしょ?」
いえいえ、年齢は関係ありません。
・・・ビビりな私は、震えます。
だからこそ、
「普通の人(=害のない一般市民)」とマッチすることが最優先課題!
判断材料はシンプル。
写真と文章からにじむ雰囲気。
その中で「ん?」と感じる直感アラートは、絶対にスルーしない!
このアラートを信じて見極めてきた結果、
危ない目に遭うことも、心がぐっさり傷つくこともありませんでした。
今回はその体験談を、ゆるっとお話しします。
はじめに:「害のない一般市民」それは勲章です。
ここで言う「普通の人」「害のない一般市民」とは、
会っても危ないことをしてこない――
「常識的な普通の大人」です。
たとえば――
「その辺ですれ違っても怖くない人」
「電車で隣の席に座っても気にならない人」
男性側からすると、
「安全な男」「普通の人」――
嬉しくない言われ方かもしれません(笑)
しかし、マッチングアプリにおいては、
最高の称号。
”安全”と”常識”を兼ね備えた男、
もはや勲章!です。
相性や好みは会ってみないと分からない――
が、それよりもまず「安全な人と会えるか」、これが最初の関門です。
だから私はいつも、特にその人の綴る文章から「この人は大丈夫?」を見極めて会うようにしていました。
「ん?」と感じて関わらなかった人、距離を置いた人は少なくないです。
もちろん、その全員が「やばい人」「害のある危ない人」だったとは限りません。
相性や私の価値観、感じ方が合わなかっただけの人もいたと思います。
それでも、自分の中の違和感は「やめておくべきサイン」でした。
そうやって、「もしもの危険性」を避けてきました。
恋愛や出会いの形が多様になった今だからこそ、
自分の直感や不安は、軽視しない方がいい――そう感じています。
――とは言いつつ、
「いいね」やメッセージが届くと浮足立って、真面目に警戒ばかりしていられないのも事実(笑)
では実際に、どんなポイントで「この人なら大丈夫そう」と思っていたのか。
まずはプロフィール編からお話していきます。
危なくない人と出会いたい!プロフィールでの「直感」
プロフィールだけで100%安全な人を見抜くのは・・・さすがに無理ですね。
でも、写真やプロフィール文面の「にじみ出る空気感」をちゃんとキャッチしていれば、かなりの確率でヤバめな人は避けられました。
大事なのは、冒頭に書いた「ん?」という違和感です。
私はこれを【直感アラート】と名付けました。
自己紹介文:文章に人柄が出る!
- 攻撃的/批判的な人 →言うまでもないですね、即パス
- ネガティブ系 →ちょっとあとが重いかも
- 自慢?鼻につくアピール →他人を雑に扱いそう、パス
実際「ブランド好きの女嫌い!来るな」とか書いていた人いて、びっくりしましたよ(笑)
こんなあからさまな人はわかりやすいですよね。
ただ、
一見すると、無難で真面目そうなプロフィールであっても――
よーく読むと「ん?なんかトゲある?」「ネガティブ?」と感じること、ありませんか?
――直感アラートが鳴っております。
言葉の端々に出る「トゲ」や「卑屈さ」、その人の本音や性格がチラっと顔を出している場合、多いです。
「なんか引っかかる」――その違和感、スルーしない方がいいです。
逆に、好印象だったのは、
- アピールも自虐も感じないクセのない文章
- 長文過ぎず、理路整然としている
こういう人は、実際会っても「常識的な普通の人」でした。
顔写真:雰囲気重視で
写真に関しては好みの問題が大きいので、感じ方は人それぞれです。
が、「ちょっと暗そう」「怖そう」「チャラそう」「クセありそう」など、
自分の直感アラートが鳴ったら、スルーはしない方がいい。
私は「ちょっと暗そう」「クセありそう」と感じた人とやり取りしたことがあります。
そしたら、見事にそんな感じだった・・・ということがありました。
もちろん、写真がその人のすべてをあらわすわけではないです。
でも、雰囲気とか写真の撮り方とか加工具合に「ん?」と引っかかるものがあったら、
心にとめておいた方がいいと思います。
ちなみに、「ちょっと横向いている」「マスクで笑顔」「風景の中にちょこっといる」くらいの人に、私は好印象を持ちました。
「顔ばっちりは出したくない」という気持ちに共感できたからかもしれません。
(自分は顔写真出していません・・・ごめん)
メッセージのやり取り:「ん?」をスルーしない
この章では、メッセージのやり取りで気にしていたこと、
「ん?」と感じた経験、エピソードをお伝えします。
相手がやり取り中に綴る文面からの、
マナーレベル、性格のクセ、相手への気づかい察知。
これだけで、ヤバイ人に当たる確率は格段に減ります。
敬語が使える人=普通の大人
個人的に一番重視していたのが、これです。
マッチングアプリとはいえ、初対面の大人同士。
いきなりタメ口でって、現実でも「なれなれしい」「マナーがない」「なんか偉そう」って感じしませんか?
敬語で自然にやりとりできる人には、
✔ 最低限のマナーがある
✔ 仕事でも支障なくコミュニケーションが取れる
✔ 他人との適切な関係を築く力=社会的に安定した思考や習慣を持っている
と、安心材料が揃ってます。
そして、こちらが敬語でやり取りしていると、
「敬語めんどくさ」なタイプは勝手に去っていってくれます。
そして、ちゃんと丁寧に返してくれる人だけが残る。
ある意味、フィルター機能。
堅苦しい敬語である必要はなく、
職場の人やご近所さんと敬語で話す感じを想像していただければと思います。
敬語でも「ん?」は発動する
敬語で会話できればOKというわけではありません。
✔ 一方的に話す(人の話題はスルー)
✔ 投げやりな返答(感じ悪い)
✔自己主張が強め(聞いてないのに主義や生い立ちを語る)
このあたりに「ん?」と直感アラートが鳴ったら、早めに終了していました。
実際、お断りした後に長文グチグチ文句言ってきた人がいて、
「やっぱりそういう人か!」と妙に納得・・・
投資の話題→ 教えますよ!の人
一人、投資の話にやたら熱心な人がいました。
「休日は投資の勉強してますよ」
私も興味ないわけじゃない、むしろ知りたい(笑)
相手は親切に説明してくれ(正直私はちんぷんかんぷん)・・・、
「会った時にもっと詳しく教えますよ♪」と言われた瞬間――
直感アラートが発動。
というのも、昔の知人の苦い話を思い出したんです。
紹介で出会った人と恋仲になり、気づけば数百万を損失していたそうで。
彼女は多くは語りませんでした、でも泣いていた。
(人のことながら、聞いていてはらわた煮えくり返りそうでした)
というわけで、投資の人はフェードアウト。
ただの親切な人だったかもしれない――でも、少しでも「ん?」と感じたら撤退。
そもそも「勉強中の人がなんで教えられるの?」って疑問ですよね。
営業トークか?「素敵」を連発する男
一見、やり取りは丁寧でコミュニケーションも上手そう。
でも――どこか胡散臭さを感じることもあります。
やり取りのはじめはごく普通。
ところがだんだんと、なぜか「素敵」の連発が発生します。
「〇〇さんみたいな素敵な人と話せるなんて光栄ですよ」
「顔写真?見なくてもわかりますよ、絶対素敵な人ですって。自信持って!」←励まされた(笑)
「今までの恋愛ってどうでした?」「〇〇さん素敵だし、絶対モテますよね!」
「休日は素敵な過ごし方してそう」「おしゃれカフェとか詳しそう!」
――ん?営業トークですか?
正直、褒められれば悪い気はしないです。
ただの励まし上手な人かもしれない。
でも、「素敵って言っとけばいい」的な薄っぺらさと、ぐいぐい距離を詰めてくる感。
・・・ごめん、胡散臭い。
やり取りはお断りしました。
話してくれたお礼と、相手のご多幸お祈りを添え・・・
「あ、そっすか(笑)」
はい、そうなんです。
相手の目的は謎――
でも、自分が「胡散臭い」「わざとらしい?」と感じたら、無理に続けない方が無難かと。
安心できる人【クセのない文章を書く人】
こんな人は好印象でした。
✔「〇〇さんはどうですか?」と話を振ってくれる
✔ 共感の一言を添えてくれる(「それ面白そうですね」など)
✔ 理路整然としていて、読んでて疲れない
✔落ち着いた会話ができる
こういう人は、
・相手の存在をちゃんと意識できる
・ある程度の社会性がある
・情緒が安定している
つまり「普通の人っぽい!」(問題なく社会生活送っている人)と感じられます。
簡単に言ってしまえば、クセのない文章を書く人です。
通話してみるのもあり
最近は、会う前に「通話」するのも多いようですね。
文字のやり取りだけでは心配な人は、事前に通話して相手の雰囲気(声や話し方)もありでしょう。
私も、数人と通話してみたことはあります。
「合わない」「話続かない」と感じて、会うのをやめた人もいます。
そして・・・通話中に年齢サバ読みが発覚した人もいました!しかも10歳も(笑)
なので、会う前に通話するのも役に立つ!
通話はたしかに判断材料のひとつになります。
――ただ、私見ではありますが、
喋ることって慣れている人も多く、口ではなんとでも言えるんですよ。
その人の本質―性格、思考、丁寧さ、クセ―は綴る文章にあらわれると思うんです。
だから、私は通話よりもまず、文章でのコミュニケーションを重視していました。

実際に会ってみた結果
プロフィールとメッセージの文面、そこから漂う雰囲気を感じ取るようにし――
少しでも「ん?」と引っかかったり、「嫌」「無理」と思ったら即・撤退!
自分の心の「直感アラート」に従った結果・・・
実際に会った人たちは、
「最低限以上の常識的な人」「危なさを感じない人」ばかりでした。
約1年、アプリを4個使いましたが、危ない人(危害を加えてくる人)と会ったことは一度もなかった。
もちろん、運が良かっただけ・・・かもしれません。
でも、あの時自分の直感を信じて良かった、これだけは言うことができます。
そういう直感、きっとあなたをも守ってくれます。
注)メッセージのやり取りでいい人そうに思えても、100%安全とは限りません。 ・初回は人目のあるところで会う ・相手の車にすぐには乗らない 等、気をつけるようにしてくださいね。
会ってみないとわからないこと
もちろん、会ってみないととわからないこともたくさんあります。
実際の雰囲気、話し方や声、身だしなみ――
文章や写真だけでは、全部は伝わらないですよね。
私が実際会ったのは、
だいたいが「職場の席が隣でも嫌じゃない」「電車の隣の席でも気にならない」と思える、そんな「害のなさそうな”普通の人”たち」でした。
ただ、「害のなさそうな人」=「相性がいい人」とは限りません。
いざ会ってみると、いい人だけど「恋愛対象ではないな」「ちょっと合わないな」と思うこともあります。
そして、初対面で特に問題がなかったとしても――その人のすべてが”安全”とは限りません。
実際に、会ってから既婚者だと判明したケースもありました。
(危険なことはなかったですが…焦った)
本当の意味で相手のことを知るには、ある程度の時間と積み重ね、そしてすぐに油断しないことが大切だと思います。
初回の顔合わせは、ゴールじゃなくて「スタート」です。
――私が出会った「電車の席が隣でも気にならない人たち」
それでもすぐ降りることもあれば、途中下車していく人もいました。
「まだ一緒に座っていたい」と思える人もいました。
そのうちの一人は、今も隣に座っています。
「害のない一般市民」という勲章が、一番よく似合う人でした。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「文章って人柄とか思考が出るよね」なんて偉そうに書きつつ、
自分のブログの文面にも性格出てるんだろうなぁと・・・そわそわしてなかなか書き進められませんでした(笑)
それでも、この記事の内容は先に書いておきたかったことです。
私自身、40歳手前でマッチングアプリ(ネット恋活)をはじめ、意外にも安全な出会いを楽しむことができました。
ただあくまで「私の場合はそうでした」の話で、
無責任に「安全に出会えたよ!」とは言えません。
今はネット恋活、婚活、当たり前の世の中です。
恋人探しだけでなく、ネッ友、オフ会も普通にあります。
その「当たり前だから」に油断せず、
会う相手に関しては、やり取り段階でかなり警戒しながら選んでいた、ということをお伝えしておきたかった。
その見極め方が、私にとっては特に「その人の綴る文章だった」
読んでくださったあなたにも、
安全で素敵な出会いがありますように。